最近観た映画
小桃と申します。
ブログ・日記などは初めてですが、日々なんということもないことを書き溜めていけたらなぁと思います。
早速ですが、先日川崎のチネチッタで『ヒトラーのための虐殺会議』という映画を観ました。
タイトルに惹かれて映画館に滑り込んだ今回。原題は『Die Wannseekonferenz(英:The Conference)』とシンプルですが、邦題のこのセンスはどこから来るのか。非常に印象に残るタイトルです。
ナチス政権下で開かれた「ヴァンゼー会議」を、議事録を基に映画化した作品とのことですが、本当にそんな感じでした。
会議室 ”のみ” を舞台に、淡々と計画について話し合っている映像。一人一人の発言内容・佇まいは理論的で "賢さ" が滲み出ているんだけど、とにかく
前提が狂っているという恐さ。
会議シーンが延々と続くからか、レイトショーだったからか、目の前の席で鑑賞していたお客さんが物凄い勢いで舟をこいでいました。それもある意味怖かった…!
あと、会議参加者の一人(センター向かって右側に座っている人)の俳優さん、既視感あるなぁと思ったら、『帰ってきたヒトラー』(2015)にメインで出演されている方でした。(Fabian Buschさん) こちらの映画は一転してコメディですが、ブラックユーモアたっぷりで見応えあるのでお勧めです。
気になっている作品まだまだあるので、引き続き見ていきたいと思います。